人をはねた刑事、追う監察官。金、罠、裏切りに翻弄される二人の96時間ノンストップエンターテインメント

大ヒット上映中!!

2024年6月19日(水)Blu-ray&DVD発売

Introduction

2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』。ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたこのクライムサスペンスは、『パラサイト半地下の家族』のイ・ソンギュンが主演し、韓国で5週連続No1観客動員345万人の大ヒットを記録。第67回カンヌ国際映画祭の監督週間招待作品に選出されました。また、中国、フランス、フィリピンでリメイクされ、フランス版リメイクの『レストレス』は今年2月にNetflixで一斉世界配信され、リメーク国のフランスをはじめ全世界でネットフリックスグローバル映画ランキング1位になり、世界中の映画ファンを熱狂させました。この度、本作がついに日本でもリメイク。陰謀に巻きこまれていく刑事とそれを追う謎の監察官が織りなす、年の瀬の96時間=4日間の物語が、圧倒的な緊張感とスピード感、そして思わずクスっと笑ってしまうコミカルさをスパイスに展開されていきます。監督は『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞、『余命10年』が興行収入30億の大ヒットと、現在の日本映画界をリードする藤井道人。主演の刑事・工藤役は、現代劇・時代劇問わず多くの大ヒット作を持つ岡田准一。工藤と対決するエリート監察官・矢崎役は藤井道人作品『ヤクザと家族The Family』「アバランチ」でも主演を務め、縦横無尽な演技力が話題となり快進撃が止まらない綾野剛。危機、裏切り、罠、そして最後に待ち構える衝撃のラスト...。

邦画史上類を見ない、手に汗握る極限のサスペンス・エンタテインメントが、スクリーンに描かれます。

Story

年の瀬も押し迫る12月29日の夜。刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばす。工藤のスマホには署長から着信が。「ウチの署で裏金が作られているっていう告発が週刊誌に入ったが、もしかしてお前関わってるんじゃないか?」という淡島の詮索に「ヤバい」と血の気が引く工藤は、何とかその場をやり過ごしたものの、心の中は焦りで一杯になっていた。そんな中、美沙子(広末涼子)から着信が入り、母が亡くなった事を知らされた工藤は言葉を失うが、その時、彼の乗る車は目の前に現れた一人の男を撥ね飛ばしてしまう。すでに彼が絶命していることが判ると、狼狽しながらもその遺体を車のトランクに入れ立ち去った。
途中、検問に引っかかるも何とかその場をごまかし署に辿り着いた工藤は、署長に裏金との関与を必死に否定し、その場を後にする。そして母の葬儀場に辿り着いた工藤は、こともあろうに車で撥ねた男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みる。
その時、工藤のスマホに一通のメッセージが入る。「お前は人を殺した。知っているぞ」というその内容に、腰を抜かすほど驚く工藤。その後メッセージは「死体をどこへやった?言え」と続く。まさかあの晩、誰かに見られていたのか…?
そのメッセージの送り主は、県警本部の監察官・矢崎(綾野剛)。彼もまた、ある男が行方不明となり、死んでいたことが判明し動揺していた。
そしてその男こそが、工藤が車で撥ねた人物だったのだ。さらにその裏には、矢崎が決して周囲に知られてはいけない秘密が隠されていた。
追われる工藤と、追う矢崎。果たして、前代未聞の96時間の逃走劇の結末は?そして、男の遺体に秘められた、衝撃の事実とは!?

Characters 『最後まで行く』人物相関図

『最後まで行く』人物相関図

Cast

Staff

藤井道人(監督・脚本)

藤井道人(監督・脚本)

Profile
1986年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学卒業後、2010年に映像集団「BABEL LABEL」を設立。伊坂幸太郎原作『オー!ファーザー』(2014年)でデビュー。以降『青の帰り道』(18年)、『デイアンドナイト』(19年)など精力的に作品を発表。2019年に公開された『新聞記者』は日本アカデミー賞で最優秀賞3部門含む、6部門受賞をはじめ、映画賞を多数受賞。
Comment
小学生の時から憧れだった岡田准一さんとの仕事は、自分にとって忘れられない最高にエキサイティングな時間でした。映画に向き合う姿勢、キャスト、スタッフへの気配り、クリエイティブな発想の全てがこれからの自分の映画制作の糧になりました。そして、戦友の綾野剛さんも参加してくれて、自分でもびっくりするくらい面白い映画が出来ました。1秒も飽きることない、ノンストップエンターテイメントに仕上がっていると思います。そして、新境地の岡田准一さん、綾野剛さんが撮れたと思っています。是非、公開を楽しみにしていてください。
韓国で本作のオリジナル映画を作ったキム・ソンフン監督に敬意をこめて。

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